札幌国際短編映画祭は今年で20周年を迎えました。
毎年、数十の国?地域から2000本以上の作品がノミネートされ、それらの中から審査を経て、グランプリ、最優秀監督賞など20余りの賞が授与されます。今年は、それら受賞作品を含むおよそ80本が「コメディ&ドラマ」、「ラブ&アート」などのプログラムに分類され、10月10日から13日にかけて、主に狸小路の映画館「サツゲキ」を中心に上映されました。
文化総合学科では、札幌国際短編映画祭の創設に携わった久保俊哉先生に「映像表現論」の授業をご担当いただいているご縁から、コロナ禍以前より学生と教員が数度にわたってボランティアとして映画祭に参加してきました。
今年は主に入場受付や会場整理などの業務にあたりましたが、国際映画祭だけに、スウェーデンやオーストラリアなど、海外からのお客様に対応することもありました。
また、業務の一環として会場内で作品を鑑賞したり、映画上映と並行して別会場で行われたセミナーを拝聴する機会も得られました。それらセミナーでは、「映画祭を通じた文化や地域の振興」、「高校生らによるドキュメンタリー作品」や「生成AIを用いた動画制作」などのテーマが取り上げられ、いずれも大学での学びにもつながると感じられる内容でした。
来年の映画祭にもボランティア活動で参加できることを楽しみにしています。